Saturday, September 1, 2012

GOOD NEIGHBORS JAMBOREE'12

今年も夏と共にグッドネイバーズ・ジャンボリーが終わった。


僕らがこのイベントを構想してから約4年。初めて開催してから3回目の今年もいろんな波乱がありつつ、参加してくれたみんなに支えられてなんとか無事に終えることが出来た。

今年初めて参加してくれた何人かから「思っていたより規模が小さくて驚いた」という感想を聞いた。それでも1000人を超える来場者と300人近いスタッフと出展者で成り立っているイベントではあるのだが、夏になると日本中で開催される数万人規模の所謂夏フェスというものからすれば小さな規模であることは確かだ。

思ったより小さいと感じられるのは、おそらく様々なメディアで夏フェスのひとつとして紹介されることが多いからだろう。「これからどんどん大きくしていくんでしょう?」と言われることも多い。 
でも僕らが目指しているのは大量消費を生むような数万人規模のビッグフェスティバルではない。夏に行われるフェスティバルであることは間違いないけれども、初回からサブタイトルにMusic&Craft Campとつけているように、あくまでも手作り感のあるお祭りを作っているだけでそこから離れるつもりはない。 クリエイティブな縁日、もしくは村祭り。それがグッドネイバーズ・ジャンボリーの姿だ。

このイベントの実行委員会のコアメンバーはだいたい10人程度。そのうち実際にフルコミットしているのは5人くらいのものだ。ジャンボリーの場合はまずこのメンバーを中心に30人〜50人くらいの様々なジャンルのコミュニティがある。そのコミュニティの構成員がそれぞれ自分の友人を連れて来て、そこからさらにまたその友人が、、という具合でおそらく2〜3階層くらいであの小さな学校はいっぱいになる。ほとんどは顔の見えるレベルなのだと思う。 このイベントをきっかけに知り合った人ももちろん多い。

このイベントで提供されるコンテンツは実行委員会が中心になって選ぶけれども、選考基準はすでに僕らの友人であるかもしくは僕らが友人になって欲しい人かどうか。助け合いながら「良き隣人」としてこれからも付き合っていけるかどうか。

ご飯をおいしく作れる人、上手に木を削れる人、土から器を作る人、きれいな絵を描く人達、火を灯す人、花や植物をより美しく見せる技を持った人たち。動物の革を生まれ変わらせる人。日常の生活に使えるちょっと便利なものを作る技術。 
建築、ダンス、映画。写真や映像で瞬間を切り取る人。体をほぐす技術。髪をきれいに切る人。言葉を操るのがうまい人。みんなで盛り上がるには音を繰り出す人も欠かせない。

イベントをやるには調べものがうまい人、コミュニケーションが得意な人、人をまとめるのが上手な人も必要だ。なにもないという人はただ笑顔でいてくれればいい。そういう人が場の雰囲気を作るのであって実は一番大事だったりする。 そして勝手に遊ぶ子供たち。こうした人たちをどれだけ巻き込めるかこそが大切なことであって、その個人が有名かなんてことは関係ない。

とはいえ閉じたコミュニティだけのパーティにするつもりはもちろんない。来場した人たちを単なるお客さん扱いしないようこちら側へ巻き込む為のアイデアもみんなでいろいろと考えている。 


去年から始めた使い捨てカメラ「写ルンです」を手渡ししながら来場者みんなでイベントを撮影するプログラム、キャメラバトンは、一緒にその企画をしたタピオカトンネルのメンバーからのアイデアで「自分が知らない人に渡すこと」というルールが決められているが、それもこうした姿勢のあらわれだ。 



1000人単位で人が訪れるイベントではごみも大きな問題になる。今年からはサクラ島大学のみんなに地元川辺のごみの分別をならって、ごみを捨てる来場者自身にその場でごみを洗い分別して捨てるという体験をしてもらうことにした。まずイベントによるごみのインパクトを小さくする。同時に自分の足元から楽しませてもらっている森の事を、来場者自らに意識してもらうきっかけになることを目指した。

僕らがやっていることは至れり尽くせりのエンターテインメントを提供するフェスティバルとは程遠い。そういった完璧な環境を求める人ははっきりいって他のイベントに行ったほうがいい。逆に自ら参加する意識がある人にとっては面白いことを実現しつつあるのではないかという自負もある。 


今年のジャンボリーでは残念ながら途中洒落にならないくらいの土砂降りが降ったが、あの雨があったからこそR&R Steel Orchestraの演奏中の一瞬の晴れ間に出た虹に深く感動できたのだし、みんながなりふり構わず輪になって踊るという信じられない風景も現れた。

ずぶ濡れになりながら今年も力強い演奏を披露したしょうぶ学園のotto&orabuには何度も見ていてもやはり心を掴まれたし、滝のような豪雨の中健気に演奏を続けた女の子二人組のShe Talks Silenceも頑張っていた。

鹿屋から初登場のTagsはフレッシュな演奏を披露してくれたし、ソウルセット俊美さんの福島への愛あふれるライブも素晴らしかった。後で雨が降ったからこそ晴れていた午前中にに校庭の真ん中で行われたドラムサークルも、振り返ってみればこの日ならではのより素敵な体験になったと思う。DJやワークショップなど雨の中臨機応変に内容を変えたり工夫してがんばってくれた他のコンテンツもしかり。

そしてトリのTokyo No1 Soul Setの時に雨が止んだこともあって最後は大団円を迎えることに。それを思えばどろんこのずぶ濡れもぜんぜん悪いものじゃない。 


誰に頼まれたわけでもなくこんなイベントをやる「目的はなんですか?」と聞かれたりもするけれど、僕らがこのイベントを鹿児島でやっているのは、単にこんな感じで人が集まれる場所があれば自分達の街がもっと楽しくなると思っているからだ。イベントはあくまで街を楽しくするための手段であって目的ではない。だから収益を上げるために動員数をむやみに増やすことも必要ない。

僕らは来た人がものづくりの楽しさを味わい、自分でも始めるきっかけを作れれば成功だと思っている。自分の生活を自分で楽しくするちょっとした技と力を持つ。それは今日の晩ご飯をおいしく作るとか朝のコーヒーをちょっとうまく立てるというささいなものでもいい。そういう人が増えればその街はもっと楽しくなる。 街が楽しくなれば僕らもまた楽しく帰って来れる。たぶん他の土地に暮らす人にとってもそうなるだろう。その先にもっと広く地域を超えて横のつながりが増えていけばさらに楽しい。

いま鹿児島で盛り上がっている様々な動きは、僕らの周りにいる人たちのこんな想いによって支えられている。さらにおせっかいで横のつながりが強いという鹿児島の人の特性がそれをより強化するという好循環も生まれている。グッドネイバーズ・ジャンボリーはそのひとつのあらわれに過ぎない。 



みんなでつくりあげた、素晴らしい1日の内容の全てをここに書きだすことはとても出来ない。実際主宰者である僕ですら見ることが出来なかった場面がたくさんある。それくらいあの小さな学校の中はみんなのエネルギーで充実していたということだと思う。

今年も素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたみなさん。前夜祭から盛り上げた実行委員会のみんな。雨の中走りまわってくれた運営スタッフや警備員さんたち。そして来場してくれたみなさん。本当にありがとうございました。 
全ての良き隣人たちに感謝を。次の展開を楽しみに。また集まりましょう。







※写真はタピオカトンネル、通りがかりの佐川のお兄さん他

Thursday, July 12, 2012

松永さんのこと

こんな日が来るなんて思わなかった。

かつてビクターから、蕎麦をテーマにしたSOB-A-MBIENTというコンピレーションアルバムがリリースされていた。僕はそこに個人名義で1曲作曲しプロデュースをさせてもらった。

僕が作った曲は、アコースティックギターとベースと最小限のリズムだけの静かなダブをイメージしてアレンジしたのだけれど、曲を構想する段階でどうしてもお願いしたいプレイヤーがいた。それは元ミュートビートのベーシスト松永孝義さんだった。

僕は鹿児島でラグビーに明け暮れていた高校生の頃にミュートビートを聴いてのちのち音楽を始めた。東京に出てきたころにはもうミュートビートは活動していなかったけど、当時は朝から晩まで聴いていたくらい好きなバンドだった。

大学に入って小学生以来のトランペットを吹き始めていたので、もちろんミュートのトランペッターこだまさんの音は大好きだったけど、それに加えてあのバンドが僕にとって衝撃的だったのはベースだった。レゲエという音楽は他にも聴いていたものの、ワンフレーズであんなにインパクトのあるベースをそれまで聴いたことがなかったのだ。

だから、自分がプロデュースして好きなアレンジをしていい、と言ってもらえて、ギターとベースだけというアレンジを考えた時、まっさきにお願いしにいったのが松永さんだったのだ。ギターはアコースティック・ダブ・メッセンジャーズの吉田君に頼んだ。松永さんが快く引き受けてくれた時は本当に嬉しかった。

今から10年ほど前のその日のスタジオのことは実はあまり記憶がない。緊張してそうとう舞い上がっていたんだと思う。松永さんは淡々とやってきて、新米プロデューサーのトンチンカンなリクエストもサラリとかわして、レコードで何度も聴いていたように最高のプレイをしてにこにこと帰っていった。

帰り際、次はうちに遊びに来いよ、と言ってくれたことだけは憶えている。松永さんは僕らの古くからの友人と結婚したこともあって、その後もあちこちでお会いすることはあったけれども、結局家におじゃますることも、一緒にプレイさせてもらうこともなかった。

今から思えばもっと馬鹿のふりをして、ずうずうしく押しかけて行っていればよかったと思う。直に会った時は気はずかしくて、大好きです、尊敬していますとちゃんと伝えることもできなかった。

ただあの時にちょっとだけ勇気を出して自分のつたない曲で弾いてもらったことが、僕の一方的に贅沢な思い出になってしまった。僕は松永さんにたくさんのものをもらったのに、お返しすることは出来なかった。今頃になって思い出したように後悔しても遅い。自分の至らなさを思ってやりきれないだけだ。

松永さんありがとうございました。安らかにお眠りください。
いただいたたくさんのものは、何とかして誰かに返します。

坂口修一郎

http://www.youtube.com/watch?v=EbpDiVxaq0M

Wednesday, November 30, 2011

Jane Birkin US Tour



震災直後の4月に急遽やってきたジェーン・バーキンのバックバンドをコーディネートしたことがきっかけで来ることになったジェーンのUSツアー。

ここにたどり着くまでにいくつかのハードルを越えながらなんとかアメリカに上陸。今回のツアーはシアトルを皮切りに北米(アメリカとカナダ)を8箇所(直前でバンクーバーがキャンセル)を回る予定。

USツアーの前にまずはスタッフとジェーン、バンドの僕らは東京でリハーサルを1日。翌日東京の国際フォーラムで一公演こなしてからアメリカへ向けて出発した。

アメリカ初日はシアトルから。今アメリカ人が一番住みたいという街シアトル。日本から向かうと時差の関係で1日稼ぐので28日に出国して28日の朝到着。1日調整して翌日がツアー初日。

最初の日は時差ボケを治すため飛行機で寝た以外はなんとか寝ずに過ごす。午前中にホテルにチェックインしてからちょっと休んだ後、ジェーンとも一緒にみんなでファーマーズマーケットの中にあって湖が見えるナイスビューのフレンチレストランへ。


夜はシアトルのアテネフランセみたいなところにジェーンが招待されたパーティがあるとのことでみんなで訪問。その後は思い思いにホテルの近所にあるザッツ・アメリカンな場末のバーにいってビリヤードをしたりして過ごす。


そうして迎えたアメリカ初日の夜。会場であるネプチューンシアターは20年代に建てられたシアターが映画館を経て今はライブハウスになっているという場所。2階席もあるかなりクラシックな感じの箱。


このメンバーでの初ライブとなった東京公演はジェーンを含む5人はとにかく緊張していたけど、アメリカに来てからは比較的リラックスムードの中初日を迎えた。

Friday, August 26, 2011

グッドネイバーズ・ジャンボリー2011


8月最後の日曜日。今年もグッドネイバーズ・ジャンボリーがやってくる。去年の8月に第一回目をやってから1年。ぼくの頭の半分は常にこのプロジェクトの事を考え続けている。

最初としてはなんとかぎりぎり乗り切った1回目。2回目を企画しながら開催発表をしたのは4月14日。あの信じられない災害が起きてから約ひと月後。

こんな時だからこそやらねばと思いつつ、その時は東京に暮らしながら果たして出来るのかという不安もあり。まったく2回目という手慣れた感じはなく、ほとんど1からのスタートに思えた。。



Tuesday, July 26, 2011

KASAMASHIKO


鹿児島で開催しているグッドネイバーズ・ジャンボリーで、鹿児島のクラフトの作家と交流するようになったこともあって、ここ数年作家の友人も増え、僕の生活もずいぶん変わってきた。

最初のきっかけを作ってくれたのは鹿児島の友人達だが、もともと器やクラフトに興味がなかったわけじゃない。ただ、これまでは陶芸とか木工にはなんとなくとっつきにくいイメージを持っていた。

特に陶芸特有の玄人気質というか、作家の方々のちょっと近寄り難い雰囲気というのかに押されていつもちょと遠めから眺めているというのが正直なところだった。

そんな僕が陶芸についに目覚めてしまったのは本当につい最近のこと。うちの奥さんといつか行こうと話していた益子のstarnetにドライブついでになんの気なしに出かけていった時だった。

奥さんは器には興味あったようだけど、その時starnetに足を踏み入れるまで、まだ僕にとって作家ものの陶芸の世界なんてどこか自分とは関係ないパラレルワールドだと思っていた。すでに何人かの作家には会って工房にお邪魔したこともあったにも関わらず。。

しかし、、残念ながらそこで出会ってしまった物。それが禁断の世界への入り口だった。そこで手にしたいくつかの器から目が離せなくなってしまったのである。
「????」
「このあたたかい宇宙みたいな物体はなんなんだ...」

それは鈴木稔さんと額賀章夫さんの器だった。特に鈴木稔さんの器は横にバリのようなものが出ていたりして、とにかく僕の常識のはるか彼方に存在する全く別のオブジェのように見えた。

それからずーっとその器や瓶のことが気になってしょうがなくなり、、とりあえず他でどこに扱っているのかすらよく知らないのでstarnetに通っては眺め。手に取り家ではコーヒーを注いで毎朝眺めということが続いた。

そんなにわか器ファンが、震災のこともあって今益子と笠間という産地に関わる仕事をお手伝いしている。秋に笠間と益子の物づくりを紹介する展覧会を、ランドスケープ中原くんと笠間益子の作家さん達と一緒に企画しているのだ。かねてからの愛好家や関係者の方々には、僕なんかが手を出すのはなにも知らないくせにと怒られてしまいそうだ。

ただ、僕が受けた衝撃がまだ超フレッシュであるがゆえに伝えられるものもあるかも知れないとは思う。器のプロなんかじゃないからこそ見えるものもあるような気がする。一応音楽のモノづくりには関わってきたおかげで、ものづくりをする人の気持ちはよくわかる。イベントという場をつくることであればまがりなりにも本職である。

そして僕の周りには最強の目利きがたくさんいる。ビギナーとしては彼らの話しにまずは注意深く耳を傾けながら自分の感覚を信じながら進んでいくのがいいのだろう。

震災をきっかけに始まった笠間と益子でのプロジェクトを通じて、若手の作家さんたちとの交流も始まった。同世代や若い世代の陶芸家達を見ているとまるでスケボーでもやるかのようにストリート感覚で焼き物づくりをしていたりする。なんだやってることは変わらないな、ということも分かってきたし、笠間と益子に東京を超えるクリエイティブな空気があることも見えてきた。

というわけで、まだ始まったばかりの笠間と益子というクラフト郷をつなぐプロジェクト"KASAMASHIKO"は、11月に伊勢丹での展示会の開催を目指して進行中。

そんな新参者を暖かく迎えてくれる気風もこの地にはある。まさかいきなり思いついて益子に走っていった僕の40歳の誕生日を祝ってもらえるなんて思っても見なかった。これもなにかのご縁か啓示か。。

前途は多難。でも僕は笠間と益子の物づくりに憧れる最新のファンの一人として、がんばってみようと思っています。



こちらは額賀さんと鈴木さんの作品の写真。とにかく彼らが活動している土地に出かけていって同じ空気を吸って実物を見るのが一番。ぜひ週末はかさましこへ。




Saturday, July 2, 2011

Tuesday Meeting

街の楽団Double Famous。
相変わらずマイペースに火曜日になると集まってる僕らですが、
先月に引き続き火曜日の夜に恵比寿カチャトラに登場します。
そろそろどこかの街に出かけていきたいところ。
いくつか決まっているスケジュールはもう少ししたら発表できるかも。
それまではカチャトラでお会いしましょう!

マイペースにゆるく活動を続けるDouble Famous今年初のライブのお知らせです。
もはやホームグラウンド。恵比寿のイタリアンレストラン、カチャトラにて
ほぼ電気を使わないアコースティックライブ。
ステージも客席も一緒に盛り上がりましょう!
7月12日(火)
19:00 open 19:30 start/ 2ステージ
charge¥2500要予約:恵比寿カチャトラ☎0337158218

Tuesday, April 5, 2011

Jane B


ジェーン・バーキン震災復興支援コンサート“Together for Japan”
日程|2011 年4 月6 日(水)
時間|OPEN 18:00/START 19:00
場所|渋谷CLUB QUATTRO
東京都渋谷区宇田川町32-13 4・5F
入場無料
※入場時のドリンク代 500円のみ徴収される。
Tel.03-3477-8750

本イベントは、USTREAMサイト(番組リンク|http://www.ustream.tv/channel/jane-birkin 震災復興支援コンサート-together-for-japan)によって全世界に中継される。

このたびの東北関東大震災にたいして、海外からも多くの支援表明、エールを送る声が被災地へ寄せられている。そのなか、女優、歌手として知られるジェーン・バーキンがフランスより急遽来日し、彼女の呼びかけに賛同したアーティストとともに無料のチャリティコンサートを開くことになった。

このコンサートには、栗原務(Little Creatures/Double Famous)、坂口修一郎(Double Famous)、高田漣、鶴田真由、寺島しのぶ、中島ノブユキ、原田郁子(クラムボン)、松浦俊夫、U-Zhaan(ASA-CHANG&巡礼)など、非常に豪華な出演者が参加する予定となっている。当日は、ジェーン・バーキンのパフォーマンスのほか、共演アーティストのライブ、ポエトリーリーディング、ダンスパフォーマンスなどがおこなわれる予定だ。

コンサート会場では、募金がおこなわれ、受けつけた義捐金はMédecins du Monde (世界の医療団)をつうじ、被災地の復興資金として使用される。