Wednesday, November 30, 2011

Jane Birkin US Tour



震災直後の4月に急遽やってきたジェーン・バーキンのバックバンドをコーディネートしたことがきっかけで来ることになったジェーンのUSツアー。

ここにたどり着くまでにいくつかのハードルを越えながらなんとかアメリカに上陸。今回のツアーはシアトルを皮切りに北米(アメリカとカナダ)を8箇所(直前でバンクーバーがキャンセル)を回る予定。

USツアーの前にまずはスタッフとジェーン、バンドの僕らは東京でリハーサルを1日。翌日東京の国際フォーラムで一公演こなしてからアメリカへ向けて出発した。

アメリカ初日はシアトルから。今アメリカ人が一番住みたいという街シアトル。日本から向かうと時差の関係で1日稼ぐので28日に出国して28日の朝到着。1日調整して翌日がツアー初日。

最初の日は時差ボケを治すため飛行機で寝た以外はなんとか寝ずに過ごす。午前中にホテルにチェックインしてからちょっと休んだ後、ジェーンとも一緒にみんなでファーマーズマーケットの中にあって湖が見えるナイスビューのフレンチレストランへ。


夜はシアトルのアテネフランセみたいなところにジェーンが招待されたパーティがあるとのことでみんなで訪問。その後は思い思いにホテルの近所にあるザッツ・アメリカンな場末のバーにいってビリヤードをしたりして過ごす。


そうして迎えたアメリカ初日の夜。会場であるネプチューンシアターは20年代に建てられたシアターが映画館を経て今はライブハウスになっているという場所。2階席もあるかなりクラシックな感じの箱。


このメンバーでの初ライブとなった東京公演はジェーンを含む5人はとにかく緊張していたけど、アメリカに来てからは比較的リラックスムードの中初日を迎えた。

Friday, August 26, 2011

グッドネイバーズ・ジャンボリー2011


8月最後の日曜日。今年もグッドネイバーズ・ジャンボリーがやってくる。去年の8月に第一回目をやってから1年。ぼくの頭の半分は常にこのプロジェクトの事を考え続けている。

最初としてはなんとかぎりぎり乗り切った1回目。2回目を企画しながら開催発表をしたのは4月14日。あの信じられない災害が起きてから約ひと月後。

こんな時だからこそやらねばと思いつつ、その時は東京に暮らしながら果たして出来るのかという不安もあり。まったく2回目という手慣れた感じはなく、ほとんど1からのスタートに思えた。。



Tuesday, July 26, 2011

KASAMASHIKO


鹿児島で開催しているグッドネイバーズ・ジャンボリーで、鹿児島のクラフトの作家と交流するようになったこともあって、ここ数年作家の友人も増え、僕の生活もずいぶん変わってきた。

最初のきっかけを作ってくれたのは鹿児島の友人達だが、もともと器やクラフトに興味がなかったわけじゃない。ただ、これまでは陶芸とか木工にはなんとなくとっつきにくいイメージを持っていた。

特に陶芸特有の玄人気質というか、作家の方々のちょっと近寄り難い雰囲気というのかに押されていつもちょと遠めから眺めているというのが正直なところだった。

そんな僕が陶芸についに目覚めてしまったのは本当につい最近のこと。うちの奥さんといつか行こうと話していた益子のstarnetにドライブついでになんの気なしに出かけていった時だった。

奥さんは器には興味あったようだけど、その時starnetに足を踏み入れるまで、まだ僕にとって作家ものの陶芸の世界なんてどこか自分とは関係ないパラレルワールドだと思っていた。すでに何人かの作家には会って工房にお邪魔したこともあったにも関わらず。。

しかし、、残念ながらそこで出会ってしまった物。それが禁断の世界への入り口だった。そこで手にしたいくつかの器から目が離せなくなってしまったのである。
「????」
「このあたたかい宇宙みたいな物体はなんなんだ...」

それは鈴木稔さんと額賀章夫さんの器だった。特に鈴木稔さんの器は横にバリのようなものが出ていたりして、とにかく僕の常識のはるか彼方に存在する全く別のオブジェのように見えた。

それからずーっとその器や瓶のことが気になってしょうがなくなり、、とりあえず他でどこに扱っているのかすらよく知らないのでstarnetに通っては眺め。手に取り家ではコーヒーを注いで毎朝眺めということが続いた。

そんなにわか器ファンが、震災のこともあって今益子と笠間という産地に関わる仕事をお手伝いしている。秋に笠間と益子の物づくりを紹介する展覧会を、ランドスケープ中原くんと笠間益子の作家さん達と一緒に企画しているのだ。かねてからの愛好家や関係者の方々には、僕なんかが手を出すのはなにも知らないくせにと怒られてしまいそうだ。

ただ、僕が受けた衝撃がまだ超フレッシュであるがゆえに伝えられるものもあるかも知れないとは思う。器のプロなんかじゃないからこそ見えるものもあるような気がする。一応音楽のモノづくりには関わってきたおかげで、ものづくりをする人の気持ちはよくわかる。イベントという場をつくることであればまがりなりにも本職である。

そして僕の周りには最強の目利きがたくさんいる。ビギナーとしては彼らの話しにまずは注意深く耳を傾けながら自分の感覚を信じながら進んでいくのがいいのだろう。

震災をきっかけに始まった笠間と益子でのプロジェクトを通じて、若手の作家さんたちとの交流も始まった。同世代や若い世代の陶芸家達を見ているとまるでスケボーでもやるかのようにストリート感覚で焼き物づくりをしていたりする。なんだやってることは変わらないな、ということも分かってきたし、笠間と益子に東京を超えるクリエイティブな空気があることも見えてきた。

というわけで、まだ始まったばかりの笠間と益子というクラフト郷をつなぐプロジェクト"KASAMASHIKO"は、11月に伊勢丹での展示会の開催を目指して進行中。

そんな新参者を暖かく迎えてくれる気風もこの地にはある。まさかいきなり思いついて益子に走っていった僕の40歳の誕生日を祝ってもらえるなんて思っても見なかった。これもなにかのご縁か啓示か。。

前途は多難。でも僕は笠間と益子の物づくりに憧れる最新のファンの一人として、がんばってみようと思っています。



こちらは額賀さんと鈴木さんの作品の写真。とにかく彼らが活動している土地に出かけていって同じ空気を吸って実物を見るのが一番。ぜひ週末はかさましこへ。




Saturday, July 2, 2011

Tuesday Meeting

街の楽団Double Famous。
相変わらずマイペースに火曜日になると集まってる僕らですが、
先月に引き続き火曜日の夜に恵比寿カチャトラに登場します。
そろそろどこかの街に出かけていきたいところ。
いくつか決まっているスケジュールはもう少ししたら発表できるかも。
それまではカチャトラでお会いしましょう!

マイペースにゆるく活動を続けるDouble Famous今年初のライブのお知らせです。
もはやホームグラウンド。恵比寿のイタリアンレストラン、カチャトラにて
ほぼ電気を使わないアコースティックライブ。
ステージも客席も一緒に盛り上がりましょう!
7月12日(火)
19:00 open 19:30 start/ 2ステージ
charge¥2500要予約:恵比寿カチャトラ☎0337158218

Tuesday, April 5, 2011

Jane B


ジェーン・バーキン震災復興支援コンサート“Together for Japan”
日程|2011 年4 月6 日(水)
時間|OPEN 18:00/START 19:00
場所|渋谷CLUB QUATTRO
東京都渋谷区宇田川町32-13 4・5F
入場無料
※入場時のドリンク代 500円のみ徴収される。
Tel.03-3477-8750

本イベントは、USTREAMサイト(番組リンク|http://www.ustream.tv/channel/jane-birkin 震災復興支援コンサート-together-for-japan)によって全世界に中継される。

このたびの東北関東大震災にたいして、海外からも多くの支援表明、エールを送る声が被災地へ寄せられている。そのなか、女優、歌手として知られるジェーン・バーキンがフランスより急遽来日し、彼女の呼びかけに賛同したアーティストとともに無料のチャリティコンサートを開くことになった。

このコンサートには、栗原務(Little Creatures/Double Famous)、坂口修一郎(Double Famous)、高田漣、鶴田真由、寺島しのぶ、中島ノブユキ、原田郁子(クラムボン)、松浦俊夫、U-Zhaan(ASA-CHANG&巡礼)など、非常に豪華な出演者が参加する予定となっている。当日は、ジェーン・バーキンのパフォーマンスのほか、共演アーティストのライブ、ポエトリーリーディング、ダンスパフォーマンスなどがおこなわれる予定だ。

コンサート会場では、募金がおこなわれ、受けつけた義捐金はMédecins du Monde (世界の医療団)をつうじ、被災地の復興資金として使用される。

Wednesday, March 23, 2011

IT'S YOUR WORLD- Play / Pray for Japan -

最近はあまりやっていないDJですが、
松浦さんに誘ってもらいひさびさにやります。

とりあえず僕でお手伝いできること。

http://blog.honeyee.com/tmatsuura/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3月11日に起きた国内観測史上最大の地震である東北関東大震災。
数十万人が被災し多くの命が失われ、今なお行方の分からない方
避難生活を余儀なくされている方々が数多くいらっしゃいます。
地震発生後、徐々に明らかになっていく被害状況に大きな驚き、
恐怖そして悲しみを憶えながら何も出来ない自分を歯がゆく思い
ました。その中で音楽に携わる者として出来ること、DJとして出
来ることを考え続けた結果、音楽イベントを開催してそこで音楽を
共有しながら被災地にエールを送ることが今自分に出来ることだと
分かりました。それから数時間で携帯に登録されているDJの方々に
電話をかけ出演のお願いをしました。あいにく都内にいらっしゃら
ない方、電話番号が変わっていた方については今回は諦めました。
復興までの道のりはきっと長いものでしょう。これを皮切りに継続
的に開催していければと思います。
電力に関しては必要最小限の使用を心がけ、参加して下さる皆さん
が外出時に電気を消して来て下されば負担は最小限になります。
音楽を聴きながら楽しみ、語らいながら1日も早い復興を共に祈り
ましょう。なお当日の入場料の全額は義援金として日本赤十字社を
通し被災者の方々に贈ります。皆さんのご協力をお願いします。
IT'S YOUR WORLD
- Play / Pray for Japan -
音楽をシェアすることによって被災地にエールを送る会
2011年3月29日(火)
at eleven
OPEN / START 9 PM
2,000円
入場料の全額を義援金として日本赤十字社を通して被災者の方々へ贈ります。
Info : eleven
DJs
石井亮 (J-WAVE Worldwide / Crossover Jam)
泉栄一 (MINOTAUR)
伊藤陽一郎
井上薫
Calm
小林径
坂口修一郎(Double Famous)
Jazz Brothers(山口司・竹花英二)
社長(Soil & "Pimp" Sessions)
須永辰緒 (Sunaga t Experience)
Small Circle of Friends
Team Nice Dreams / Masaya Fantasista & Wassupski (Jazzy Sport)
DJ Niche
中村智昭 (MUSICAANOSSA / Bar Music)
野崎良太(Jazztronik)
松浦俊夫
Mintos(下田法晴・SEIJI"BIG BIRD )
箭内健一 (Slow Motion Replay)
(50音順)

Saturday, March 19, 2011

ONE MARKET

---

参加者
AVM DESIGN ROOM www.avmdesignroom.com/
DIGAWEL www.digawel.com/
LOOPWHEELER www.loopwheeler.co.jp/
Naotsugu Yoshida ynpottery.net/ (3/20より)
Play Mountain www.landscape-products.net/PM_index.html
Wonderwall wonder-wall.com/

Graphic design: Yoshihisa Tanaka

-

会場:リムアート別館 東京都渋谷区恵比寿南2-15-6
会期:3/19 - 3/21の3日間
時間:12:00 - 20:00
http://www.limart.net/event/one_market.html

Tuesday, March 15, 2011

大震災の日



最初の地震が起きた時、僕は六本木で打合せをしていた。
古いビルの地下にあるイベントスペースで4〜5人でテーブルを囲んでいた時、
足元が少しずつふわふわしだした。
誰かが「地震だ!」と叫んだ。

みんな最初は様子見という感じだったけどスケルトンの天井からぶら下がっている空調機がブランコのように揺れ始めた頃、「これはさすがにヤバい、外に出よう」と声を掛け合い建物から逃げ出す。地下から上がる階段を踏む足元がぐにゃぐにゃしているように感じて転びそうになる。

地上に出たところは首都高速道路の真下。
すでにたくさんの人が周りの建物から出てきて不安そうに空を見上げていた。

なんだか聞いたことのあるような大きな音がきこえる。荒れてる海に浮いてるフェリーのような重たい鉄でできた巨大なものがぶつかりあうような、ガシャンガシャン、ゴロンゴロンという重たく深い音。

振り返ると高架の首都高がいままで見たことのない揺れかたをしている。高速道路のライトが釣竿を思い切り振り回しているようにビュンビュンしなっている。その時に初めてこれは今まで経験したことないほどの大きな地震だということを自覚した。

いままで自分がいたところを振り返ると、となりのビルとぶつかりそうになりながら5〜6階建ての古い建物がこんにゃくのように揺れている。そのうち壁のタイルが道に落ち始めた。目の前道路に緊急停止したトラックや乗用車も船のように揺れている。

あたりの人々は唖然騒然。たまたま居合わせた警察官が意味もなく笛を吹きながら危ないからビルから離れて!と叫んでいる。ビルから離れればそこは首都高。頭の中に阪神の倒れた高速道路の映像がフラッシュバックする。そっちいっちゃまずい。

さりとてどこへ、、、首都高の真下の六本木通りの向こう側には平置きの駐車場が見えるけど、そこへ行くにはガシャガシャン音を立てて揺れている首都高の下を通らないといけない。

そりゃ嫌だととにかく広場、、、と考えたら、そういえば六本木ヒルズの前は広場になってるし、少しでも新しいビルのほうが少なくともそう簡単に倒壊はしなんじゃないかと思って周りの人達と一緒に走りだす。

ひとまずヒルズの前まで来てちょっと広いところに出たのでもう一度周りを見渡すと、
なんと六本木ヒルズの森タワーがびっくりするほど大きく左右に揺れていた。。

巨大な建造物に囲まれてその全てが見たことないほど揺れている。
どこにも逃げ場がない。

頭では建築物はあえてゆれることで地震に対応することになっているということは分かっているつもりでいた。しかし、現実にその足元にいるとさすがに思考が停止する。

揺れ始めがゆっくりだったこともあって、恐らく直下型じゃないのかなとか素人ながら考える。それにしてもどうすりゃいいのか。

このまま揺れ続けてあれ(森タワー)がこっちに倒れてきたらどうやったって逃げられない。とはいえ背後の首都高が倒れてきたらどっちにしても助からないな、
大げさじゃなく本気でそう思ったときに揺れは止まった。
その間数分だったのだと思うけどえらく長く感じた。


その後とにかく六本木は危ないと車で離れた。道すがら地震に気付かなかったという人もいたけど、どこでそれを経験するかでこれほどまでに感覚が違うのかとびっくりした。

後になってゴジラの足元で逃げまどう人たちの気持ちって、きっとこんな感じなんだと思った。あんな巨大な自分じゃどうしようもないものが動きまくるところなんて見たことない。本当に不気味で怖い。それが自分たちが作ったものだと思うと。

それにしても東京にいる僕らは怖い思いはしたかもしれないけど、それだけでなんとかなった。同じ時にわずか数百キロ先でこのとてつもない巨大なものに押し流された人達がいることはその直後に知った。

その恐ろしさを思うと身が震える。


今回の震災で被災した方々に心からお悔やみ申し上げます。


Monday, March 7, 2011

Access to Tools


今週あったこと。備忘録。

久々にカクバリ君に会う。相変わらずしゃべりまくる。
まけじとこっちもがんばってしゃべり倒す。ミーティングが終わると声が枯れちゃいそう。
夜はダブルフェイマスのリハーサルへ。
今後の予定を相談してたらメンバーからちょっとした爆弾が。今後どうなることやら。。

伊勢丹でやっているAccess to Tools展に足を運ぶ。欲しいものだらけでやばい。
僕らみたいなひとと百貨店ならではのおばちゃんが行き交う不思議。会場でイベントの多いCrete省治くんに会う。その日の夜は世田谷美術館でやっていたほうほう堂のダンスイベントへ。感動して帰る。

翌日
アル・ゴアの「不都合な真実」の訳者でもある枝廣淳子さんが主宰している、幸せ経済社会研究所の設立記念シンポジウムへ。来ていた人は思っていたより年配のおじさんが多かった。研究内容はHappinessとEconomyのジレンマ。そのバランスをどうとるのか。
答えはないけどいろいろ考える素材をもらったという感じ。

週末
 180。SOUTHを渋谷のシネクイントにて観賞。面白かった。パタゴニアのイヴォン・シュイナードとノースフェースの創業者ダグ・トンプキンスがこんなに仲よかったとは知らなかった。帰りに歩きたくなって千駄ヶ谷までブラブラ歩く。Playmountainで岡本さんの「ぼくの上田案内」を購入して読みながら帰る。

だいたいそんな一週間。

Thursday, March 3, 2011

Trans Entrance


ほうほう堂のダンス公演に行ってきた。

場所とそこにある物を使い倒した演出が素晴らしかった。
観客を巻き込んで立ち上がらせ、外に連れだした後のサプライズ。

ライブパフォーマンスの極みのような演出にやられた。
Ustreamやyoutubeなんかでは絶対伝えられないクリエイティブ。


言葉では説明しきれないのがもどかしい。
これは見るしかないので、いまからでも激しくお勧めしたいけどもう終わってしまった。

彼女たちは以前からダブルフェイマスの曲をダンスの時に使ってくれてたみたいで、
それを映像化したいので許諾を欲しいとコンタクトしてくれたことがきっかけで
つながりができた。

今回はダブフェイの曲はなかったので、
僕らの曲で彼女たちがどんなふうに踊っているのか今度はぜひ見てみたい。

それにしても良かったなぁ。。
感動しました。

Monday, February 28, 2011

仏像


卒業した高校も元は禅寺だったし、いちおう自分のことは仏教徒だと思っている。
禅にシンパシーは感じるけど別に宗派は問わず。

で、仏像が好きだと話していたらいつの間にかいろんな人が仏像をくれるようになった。
今日もまた一体、タイへ旅した友人がおみやげに買ってきてくれた。

上の写真はダブフェイのカーヤが旅先から送ってきてくれたもの。
仏像形のロウソク。

さすがに火はつけられないんで窓際に飾っていたら
夏暑い日にちょっと溶けて首をかしげるようになってしまった。

それはそれでかわいい。

春の航海前夜


原宿VACANTでやっていたこのイベントに行ってきた。

鹿児島の高校時代からの盟友、映像作家の甲斐田祐輔が全面的にプロデュース&ディレクション。

という前情報をまったく誰も教えてくれないので、なんのイベントなのかな?と思いながら行ってみたら、甲斐田監督の脚本のもと、dip in the poolの甲田益也子さんがパフォーマンス。さらにnumbが音響エフェクトを付けnumbくんのレーベルのアーティストSokifが演奏をするという映画とミュージカルの間のようなパフォーマンス。

そういえば正月に甲斐田監督がうちに来たときになんか新しい試みをやるとかなんとかいってたなーなんて思いつつ見たけれど、甲田さんはさすがの存在感で美しいし、音響や音楽も素晴らしかった。欲を言えばもうちょっと映像と絡むところも観たかったけど。

終わったあと甲田さんにも紹介してもらい、なにもかもが初めての試みでどうなるかだれもわからなかった、、おっしゃっていたけど、すごい今後の可能性を感じた。ぜひ今後も続けて欲しいプロジェクト。

Sunday, February 27, 2011

週刊実話




今週一週間に僕自身にあったことなどなど。すぐ忘れちゃうので日記のまとめ書き。

火曜日。
ミュージック・セキュリティーズという音楽ファンド会社に行き、
音楽にファンドとして出資する時の話しなどを聞いてきた。

どうしてもファンドというとムラカミなんちゃらのせいで胡散臭い感じをもってしまうけど思っていた以上にちゃんと音楽よりな考え方の人たちだった。ただ、ミュージック〜〜といいながらいろんなものに出資してたりもするのでちょっと分かりづらい印象。今後に期待。

水曜日。
イベントでよくお世話になっている映像機材の会社が最新の映像技術のプレゼンテーションをしているとのことで鷺沼にある映像スタジオへ。そこで3Dプロジェクターと、最近話題のプロジェクション・マッピングのデモンストレーションを見る。3Dのほうは思っていた以上に3Dになっててびっくり。

いろんな方式があって一概には言えないみたいだけど、昔の飛び出す映像みたいな感じじゃなくて本当に自然。先日ゴルファーの石川遼がホールインワンを達成した時の映像など、本当にそこにいるような錯覚に陥るほどで奥行き感も自然そのもの。映像のハイファイは究極に近づきつつあるんだなと思った。

もう一方のプロジェクション・マッピングはヨーロッパでは最近盛んにやられている立体に映像を映して面白い効果を得る手法。先日ラルフローレンが建物ごと使ってやったショーなんかが有名。上の動画がそれです。こっちのほうがすぐにイベントの演出などでは使えるかもしれない。

夜は東京ピストルの草彅くん、ソイルの社長、タブくん、greenz.jpの編集長兼松くんと食事。タブくんのゾンビネタやオカルトネタ、東京裏社会の話題で盛り上がる。。

木曜日。
銀座のニコラスGハイエックセンターで今度やるイベントの内見に。坂茂のすごい建築に感心。

夜は国連大学前のファーマーズ・マーケットを主宰するメディアサーフとgreenz.jpのイベントを青山でやっていたので顔を出し、ソトコトの渡邊くんやメディアサーフの 若菜くんに挨拶した後、リトルクリーチャーズのイベントで恵比寿のリキッドルームへ。さすがに同級生やら懐かしい顔も多い。ZAZEN BOYSやtoeをはじめ、対バンも知り合いのバンドだし楽屋がすごいことになっていた。

その後はトランジットクルーの代表KCの誕生日会を渋谷でやっていたので合流。ハッピーバースデーで盛り上がって最後はヘアメイクの富沢ノボルさん登場。ノボルさんとどうやったら一緒に鹿児島へ行けるか!という話題に。。

そして金曜日。
は表参道ヒルズ5周年イベントへ。そこでコントンの大地くんと遭遇して、そのまま一緒にヒルズ内にある友達がやっているハンバーガー屋「ゴールデンブラウン」で、”ホテルニュートーキョー”のライブをゆるゆると眺めながらしばらく雑談。結局大地くんとも鹿児島にどうやって行くかっていう話し。

その後は僕の友人の中では珍しく大企業の中枢で頑張る友達と食事に。表参道ヒルズから店に歩いて行く途中、サクラ島大学の学長に偶然遭遇。この日は偶然がやたら多い。お店に入って飯を食いながら大企業ならではのドデカイ話しを聞いて感心。凄い。自分には無理だなーと思い尊敬しきり。

土曜日。
イベントの制作案件があったのでそのまま朝まで仕事。

そして今現在、日曜日の15時過ぎ。
今日は昼過ぎに起きてひさびさに家でご飯を食べた。今日これからの予定は、世田谷のコーヒーショップSODOでやっている写真展に顔を出し、それから原宿VACANTで映画監督甲斐田祐輔くんがやっているイベントへ。

今週はずいぶんたくさん人に会ったなぁ。。

Thursday, February 24, 2011

a change of address


ぼくがブログというものを始めたのは2004年の2月だった。
http://exophrenia.typepad.com/exophrenia/2004/02/page/3/
その頃の話題はCalexicoの2度目の来日について。
もう7年も前なんだ。

そこからタイプパッドの日本版に引越したりしてぼちぼちやってきたけれど、
http://bmr.typepad.jp/
ツイッターを始めてからはほとんど更新もしなくなっていた。

ブログはもうやめちゃおうかなと思ってたけど、ツイッターはひたすら流れて行っちゃうし、もうちょっと残るものもあったほうがいいかと思いとどまったのでひさびさに更新しようとしたら、こんどはなんの不具合かtypepadになかなかログインできない。

有料サービスだから毎月お金払ってるのに。。と、いうか、よく考えたらもう何ヶ月も更新もせずほっておいてるものに毎月1000円くらい払ってるのはどうなんだと思い直してさくっと無料のサービスに引っ越すことにした。

タイトルは今まではいろいろ考えすぎだったので、フツーにぼくが子供(甥っ子)に呼ばれるときの呼び名「しゅうさん」で。

気軽に更新できるフォーマットにして今年はもうちょっと更新します。

とりあえず最初のエントリーの写真はふるさと鹿児島に暮らす友人、写真家のアンディがとった素晴らしい写真。ぼくの人生がすこし大きく変わった日の朝の桜島。

勝手に使ってごめん。